ブログを書いている私たちについて

私たちは計20人で、iGEM2020のチームに所属していて、協力しながらこのブログを運営しています。なのでこのブログにはたくさんの著者が色々な視点から執筆しています。著作権はポストの一番最初に載せています。

このページではこのブログを書いているメンバーを紹介します!

Ilinca Dragan

ローザンヌチーム

How I Met Your Mother(『ママと恋に落ちるまで』)では ”nothing good happens after 2am(午前2時以降には何もいいことはない)”と言っています。でもそれは大嘘です!私は2017年の夏のある午前2時以降に生物学に出会い、その出会いは私の人生でとても素晴らしいものだと思っています。

こんにちは。Ilincaです。現在大学(学部)の最終学年で生物学をローザンヌで学んでいます。生物学を学ぶという選択は今のところ、最高の選択だったと思っています。私たちの周りで起きているたくさんの複雑なことを学べる機会は本当に楽しく、この楽しさをこのブログを通してシェアできることに喜びを感じています!他のチームメンバーと同じように他の場所で生きている生物の可能性を想像し、どのようにして地球にきたのかなどということに面白さを感じています。UNILというところでのインターンシップ後iGEMへの参加を決めましたが、微生物の遺伝子操作をすることが私の興味や質問の答えを示してくれると考えています。

このような理由から、私にとってこのブログへの参加はとても自然な流れでした。科学の面白さをみんなに伝えたいと考えていますし、サイエンスコミュニケーションは科学者にとってもとても大事なことだと考えています。みなさんとこのブログを通して様々なことをシェアし、経験できることをとても楽しみにしています!

Leticia Castillón

ヨーテボリチーム

私はLetiです。スペイン人でスウェーデンのヨーテボリにあるChalmers University of Technologyの大学院生として学んでいます。約3年前Erasmus(EU内の交換留学システム)としてここにきてからずっとスウェーデンにいます。(スウェーデンの寒さにも慣れてきました笑)生物工学を勉強し始めた理由は薬に興味があったけれど、医者にはなりたくないと思ったからです。そんな私にとって生物工学はちょうど良いと思いました。当時は正直なところ何を期待すればいいのか分かっていませんでした。
ですが今振り返れば、この選択は最良の選択だったと言えます!ヨーテボリでiGEMに参加しようと決めたのは、今まで学んできたことを使える絶好の機会だし、実際のプロジェクトに関わることを通してたくさん学びもあると考えたからです。生物工学についてたくさん皆さんにシェアできることを心から楽しみにしています!

Daniel Rodriguez

ローザンヌチーム

私はDaniel Rodriguezといって、スペインとスイスの生物学の生徒です。子どもの時の私の大きな夢は星や惑星について知ることでした。宇宙旅行や太陽系外惑星の発見、ブラックホールなどはとても魅力的でした。10代の時、私は面白くて魅力的なものは何も宇宙にだけあるのではなく、この地球上にもあるのだと気がつきました。面白いことにこの生物学への興味を抱いたのはNeil deGrasse TysonやCarl Saganなどの天文物理学者の話を聞いていた時でした。他にもYoutubeのDirtyBiologyのSteve IrwinやLéo Grassetなども私に影響を与えてくれました。
これらのことがきっかけで2016年からローザンヌ大学で生物学を勉強することを決めました。ここでの学びは科学的考え方や批判的思考を私に教えてくれました。iGEMの学ぶこと、シェアすること、コラボレーションや振り返りなど全てが大好きです!私と同じような志を持ったメンバーとこのブログを書けることを嬉しく思っていますし、皆さんにも気に入ってもらえると嬉しいです!

Chirag

ヨーテボリチーム

ナマステ(こんにちは)、私はChiragです。インドの南西の都市マイソールで生まれ育ちました。ここには素晴らしい宮殿があることからロイヤルシティーと呼ばれています。子どもの頃から解剖学に興味があり、私たちの体がどのように機能しているのかのメカニズムを学ぶのが好きでした。なので大学では生物学系や生物工学を学びました。現在はChalmers University of Technologyで生物工学を学んでいます。私がiGEMヨーテボリチームに入った理由は実際の社会に出る前にもっと学び、実際にプロジェクトに関わって働くことのできる絶好の機会だと思ったからです。このブログを通して将来生物工学に進む人が増えればいいなと思っています。

Pablo Guridi Fernández

ローザンヌチーム

私はPabloです。スペインの北にある小さな村で生まれました。私はこの世界と生命のあり方に魅了されてきました。ですが何を学ぼうかと考えるとなかなか決められず、最終的に生物工学に決めましたがそれも私にとっては難しい決断でした。この決断に後悔はしていません。人生とは挑戦であり、結果的にローザンヌで分子生命科学と生物工学の学びを深めることにつながりました。初めてiGEMについて聞いたのは学部時代にヨーテボリに留学していた時でした。面白そうだなと思いましたが、Erasmusとして来ていたので、プロジェクトが終わる前に帰国しなければならず、その時はチームに入るのを諦めました。2年後、ローザンヌ大学で初めてのiGEMのコンテストに参加することになり、幸運にも私は憧れだったiGEMに参加できています!

Julius Enerås

ヨーテボリチーム

こんにちは、Juliusです。私は大学2年生で、スウェーデンのGöteborg Universityで分子生物学と化学を学んでいます。私は好奇心旺盛な性格です。多くの子どもがそうであるように、私も天文学や宇宙論そして物理学に興味を持っていました。 「現実」を定義することはとても難しいことだと気づくまで、現実は全て物理からなっていると考えていました。物理学者がする現実の定義は、私にとっては魅力的ではありませんでした。私は、現実とは生物学や生化学から理解するものだと思っています。
私がそう思う理由はこれからこのブログで話していきたいと思いますが、簡単に言うと身体なしでは現実を体験することなんてできないと思うからです。その証拠にAI技術者は擬似意識を作ろうとしましたが、上手くいかず、結局メカニズムに意識がなければ世界と関わることなんてできないということが明らかになりました。(もしもっと知りたければJonathan WestphalのMind-Body Problem を検索してみてください!)身体の中の様々な反応は私たちの経験や行動にとても影響を与えているし、私たちの行動は身体の中の様々な反応に影響を与えています。お互いに影響を与え合っているので、どちらが最初だったのかわかりません。鶏と卵の例と一緒ですね。これらの考えは私に素晴らしく、そして同時に恐ろしい、私たち人間についての理解を深めたいと思わせてくれました。だから今の私があり、このブログに参加しています。
このブログは、普段は見えないかくれた人間のメカニズムなどを皆さんに理解してもらうために書いています。つまり私やあなた、Transcriptomeに関わる全ての人たちのメカニズムということです。
読んでくれてありがとう。ようこそ、Transcriptomeへ。

Elise Eray

ローザンヌチーム

私はElise Erayです。大学で生物を学んでいます。もともと科学や自然に興味があり、高校の時には抗生物質抵抗性になっているバクテリアの問題についてのプロジェクトを行いました。実際に実験室に行き、いくつかの実験を経て結果を発表する機会をもらいました。この経験の前から生物に興味はありましたが、これがきっかけでさらに生物学を学びたいと思うようになりました。現在大学3年生ですが、前よりもさらに科学への興味は大きくなっています。今までiGEMについて聞いたことはなかったけれど、様々なことをチームで学んだり、他のチームとコラボレーションしたりと、とても面白そうだと思いチームに入りました。このブログを通して様々なことをシェアできることを楽しみにしています!

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Albin Ekborg

ヨーテボリチーム

こんにちは!Albinです。Chalmers University of Technologyの1年生です。昔から科学に興味があったことを覚えています。幼稚園の頃から宇宙科学者として宇宙の謎を明らかにしたいと夢みていました。成長するにつれて徐々に宇宙からすれば小石のようなこの地球という惑星のすごさやそこに住む生命の素晴らしさに気づきはじめました。テルリアンの(土製の)生活の複雑さは私に衝撃を与えてくれますし、細胞のメカニズムを読むたびに子どもが空を見上げて星を眺める時のように驚きを感じます。

Jakub Korzeniowski

ローザンヌチーム

私はKubaです。2年前にローザンヌ大学に来ました。ポーランドで育ち、高校卒業後のギャップイヤーを経て現在外国で学んでいます。もちろん海外で学ぶという選択は簡単な決断ではなかったですが、生物学者となるために、そして将来何をしたいのかを見つけるために頑張っています。ローザンヌのiGEMチームに参加し、様々なことを学びたいと思っています。外国語でのコミュニケーションもとても好きなのでこのマルチリンガルなブログは本当に私にとって最適だと思っています!

Thierry Marti

ローザンヌチーム

こんにちは!私はThierryです。もうすぐETH Zurichの食品科学を卒業します。食品科学と聞いてもしかしたら栄養のことかと思った人もいるかもしれません(実は私自身そう思っていました)。実際は微生物学や生物工学を含む、とても大きな学問で例えば、微生物たちがどのようにしてチーズなどの食べ物を作っているのか、どのようにして私たちの腸の健康を維持、改善すれば良いかなどを学びます!その後、遺伝子工学の技術を活用して医療品を製造することができることに驚き、魅了されました。なのでiGEMに出会った時、合成生物学の世界に入り込む絶好の機会だと思いました。このような本当に偶然の連続のおかげでローザンヌのiGEMチームに入ることができたと考えています!このブログを通して微生物と食品の相互作用とその素晴らしさを伝えられたらと思っています!